
曹洞宗は、仏教の開祖・釈迦牟尼仏をご本尊と定め、お釈迦さまのみ教え(おさとり心)を正しくお伝えになった道元禅師(高祖承陽大師)と、親しくお弘めになった瑩山禅師(太祖常済大師)を両祖さまとして『一仏両祖』(曹洞宗三尊仏)とお呼びし、人生の導師として礼拝するとともに敬慕申し上げます。
また、道元禅師がお開きになった福井県の大本山永平寺と、瑩山禅師のお開きになった横浜市鶴見の大本山総持寺を両大本山と申します。両大本山を信仰の源として、全国に約一万五千の寺院があり、宗教法人『曹洞宗』教団の宗務執行機関として、曹洞宗宗務庁があります。
曹洞宗は、両祖さまが示された坐禅の実行を通して身と心を調え、すべてのものに思いやりのこころをもって接し、日々、感謝報恩の日送りを信仰の要といたします。
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