寺院について

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寺の建物
寺の建物

寺院の建物を総称して、ふつう「七堂伽藍」といいますが、この名称が用いられたのは江戸時代からのことで、その種類や名称は一定しておりません。

基本的には「山門(三門)・仏殿(本堂)・法堂(講堂)・庫裡(方丈)・僧堂(食堂)・浴室・東司(便所)の備わった寺院を七堂伽藍といって良いでしょう。

今日の寺院には、これ以外にその属す宗派の祖師をまつる祖師堂や観音堂、薬師堂のような特定の仏をまつる堂宇、その他、塔・経蔵・鐘楼・納骨堂・水屋などをそれぞれの用途に応じて配置しているところもあります。