寺と墓地
墓は死者の遺体や遺骨を埋めたところで、「葬(はぶ)りのか処」というところから「はか」になったといわれています。
平らなものを墓、土を盛ったものを塚、高く築いたものを墳(ふん)あるいは塋(えい)と呼びます。
墓は一般庶民のもので、かつて貴族など特権階級の者は、墳や塋に葬られたといい、ともに死体の上に石が置いてあり、死霊のたたりをおそれて上から押させる意味があったらしい。
今日のように寺院に隣接して墓をもうけたのは、神護景雲4年(770)8月17日に称徳天皇を大和の西大寺の東北に葬ったのが初めとされています
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